【エッセイ】ガールズバー 「3つのグラス」と「ボクと謎ルール」

エッセイ

👩「それでは、お会計になります」

会計時、ボクの前には「グラスが3つある。」

一人で来たのだが、グラスは3つなのである。

これは「難しい算数問題」でも、「東大の数学試験」でも何でもない。

ただただ、2人のキャストにドリンクを奢ったという事だ。「見栄を張る」という、ちっぽけなプライドと、同調圧力に負けた残酷な結果でもある。

このドリンクどうぞ!という奢る行為は

「こいつちゃんと挨拶やありがとうが言える人間か?という面接でもある!」

場所によっては、キャスト側から「ドリンクいただきます!」と言う店もあるが、ボクが通う店は基本、客からのドリンクどうぞ!という言葉を待つスタイルの様だ。

時は遡る

ガールズバーには2.3年程前から通う。手軽に寂しさを埋められて、女性に優しくしてもらえる天国のような場所と思っている。

それだけではない。ボクが思う最大のメリットは、キャバクラより安く、時にはカラオケを歌ったり出来る点だ。

キャバクラは高いし、スナックは年齢層が高く、演歌が分からないと怒られそうだし、ママに説教されそうだし

かと言って、一人居酒屋で飲むなら、家でアマプラ見ながら飲む方がいいのである!

まさに、ガールズバーは痒いところに手が届く、ありがたいバーである!

ただし、夜のお店という事で、学校や何処でも「習った事の無い謎ルール」を押し付けてくるのが難点だ。

そう、これはあくまでも「ボランティア」ではなく、「ビジネス」なのだ!

お店は客であるボクみたいな、おじさんよりキャストの女性を守る義務がある。それは経営としては当然であろう!

ボクが言いたいのは、

「学校のツーブロックはダメ」とか、「下着は白に統一」みたいなブラック校則は喜んで変える流れなのに、夜のお店の謎ルールに改善が見られないのが不思議だ!

そこで、冒頭の3つのグラスである。

この3つのグラスの内、1つはボクが飲んだグラスだ。そして、他2つは最初に付いてくれたキャストのグラスと、その後に付いてくれた、目の前のいるキャストのグラスだ

その後、飲み放題の料金と、キャスト2人分のドリンク代の合計がお代だ!

楽しく飲めて親切料金で、帰宅して良い夢がみれるだろう。

しかし、そうはいかない時がある。最初に付いてくれたキャストにドリンクをどうぞ!と奢るシステムで、モラルある人間をアピールするのだが、乾杯の後に、一口飲んで、女性がすぐにいなくなる事がたまにある!

そして、すぐに変わりの女性が来るのだ!

最初の女性は、検温等の入店時の対応をするのだが、この女性がボクの担当という訳ではない。

だが、人のいい(?)ボクは、検温後にレモンサワーと一緒に「ドリンク飲みますか?」と紳士行動をとるのだが、乾杯の一口でサッといなくなったのである。

その一口だけ飲んだグラスに蓋がされ、1時間後のお会計時に、戻ってきて一気飲みをするのである。

ボクはこのシステムに強く抗議したい!

すぐ居なくなるのが、確定しているなら、

👩「すぐいなくなるけどいい?でも、それだと美味しいお酒の味が変わって失礼だから、また戻った時にいただくね!

それか

👩「向こうに行かなきゃで、もしかしたら戻れないから、一気飲みしてテンション上げちゃうね」

奢る時に、どちらかを選択させて欲しい。

そして、それでもドリンクを奢ったボクに!

「パンパカパーン!貴方の男気に感謝申し上げます!ありがとうございます!」

の様なアナウンスが欲しい。

というのは冗談だか、とにかく男気ポイントの様なオマケが欲しくなる

お酒を作っているメーカーとしても

味が変わったお酒を一気飲みされるより、一番美味しい味のお酒をグイっと!行ってくれた方がボクも、お酒を作ってくれた人も幸せだろう!

だが、夜のお店の最終兵器【出禁】カードにビビりながら、笑顔で

「また来るねー!楽しかった!」

と言って、帰路に着くのである。

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